ネッド・マリナー
Ned Mariner

20歳
国籍:イギリス
コードネーム:QBⅢ
身長:188センチ
体重:92キロ

元英国海軍特殊部隊の水中専用リブーター。
水中では胸部に内蔵されている人工エラで呼吸、長時間潜行が可能。
手足のヒレを用いて、水中を時速70キロで泳ぐ。
深海の闇でも見通す電子眼を装備。
超音波を発して水中の探査を行う。この超音波の強度をあげて、敵を麻痺させることもできる。
突っ立った髪は、人工エラに繋がっており、ここから高密度のバブルを発生。スーパーキャビテーション(空洞化現象)によって短距離ながら亜音速で推進することも可能。
携帯用水中兵装を用いれば、単独で大型潜水艦を轟沈することもできる。

海難事故で体の50%を損傷する重傷を負うが、軍の深海用改造兵士計画「マナナーン・プロジェクト」のドナーになることで一命を取り留める。
その後、イギリス特殊部隊の精鋭として活躍するが、冷酷な作戦に反発したため、命令無視、上官侮辱の罪で除隊させられる。その際に、体内武装の解除も宣告されるが、脱走。
以降は、闇の世界で賞金稼ぎを続けてきた。
だが、「非改条約」により満足なメンテナンスを受けられないまま、身動き取れなくなったところをメーデンに救われる。

喧嘩っ早く、軍規など自らを縛るものを徹底的に嫌う。
そのため、クールで、愛国心旺盛なアードラーとは常に衝突している。
ただし、リブーターという、同じ境遇からか、奇妙な連帯感も有している。

元賞金稼ぎということで、打算で動くように思われがちだが、実は情に脆く、ほとんどが採算度外視の仕事ぶりであった。

ミナル(女性)がリーダーということに関して反発しており、彼女にもよく突っかかる。
だが、彼女の強さは認めており、時には憧れさえ感じている(自分では気付いていない)。